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風評被害、避難者差別、なぜ?

希望の灯り

仕事のため、神戸へ行ってきました。
神戸へ行くのは7年ぶりです。
前回行った日は、1月17日。
「阪神淡路大震災」から9周年の日でした。
ジャズシンガー酒井俊さん(当時、大倉山にお住まいでした)の野外ライブと追悼行事の「希望の灯り」をみてきました。
その「希望の灯り」。三ノ宮駅近くの「東遊園地」で種火が常に灯っています。
この火を、毎年1月17日に分灯し、竹灯籠に灯し、「KOBE 1.17」などの文字を浮かび上がらせます。

「希望の灯り」の碑文の一節・・・

《震災が残してくれたもの やさしさ 思いやり 絆 仲間》


阪神淡路大震災の起きた1995年は、「ボランティア元年」と言われました。
その経験がこのたびの「東日本大震災」で生かされつつありますが、それにしても「東日本」はあまりにも大規模で、被害も複雑・・・
なんと言っても、原発災害は、ボランティアにはとても手に負えません。
安全だ安全だと言い続けてきた専門家たちになんとかしてもらうしかありません。
しかし、放射能汚染から逃れて避難している方々を応援することはできます。
福島県の経済活動を支援することはできます。

そんな折り・・・
農作物の出荷制限が一部の野菜などについて行われるなかで、出荷制限品目になっていない野菜なども市場で値がつかないという「風評被害」。
その一方で、東京や横浜などでの茨城や福島の野菜の直売には大勢のお客様が集まっています。

「風評被害」とは、一体どういうことでしょうか?

もっと深刻だと思うのは、原発現地から被曝を避けるために避難している人々への差別です。

・避難先の学校に転校して通い始めたら、放射能がうつるなどといったいじめを受けた
・福島ナンバーの車に来るなと罵声を浴びせられたり、福島に帰れといたずら書きされたりした
・ある市の避難所に入る前に被曝の検査を受けた証明書の提出を求められた

すべてが、全く根拠のない、いわれのない、差別です。

なぜ、こんな差別を、人は行うのでしょうか?

子どもの世界では、いじめっ子はいじめるのに都合のよい口実をみつけては弱い子をいじめるものです。いじめられっ子だった私は、そう思っています。
しかし、大人が見て、完全に間違っているいじめの口実は、絶対にあります。
放射能がうつるなんて、絶対にあり得ないことなのですから、これはいじめという範疇を超えて、完璧な「いわれのない差別」なのです。絶対に許してはいけないと思います。
大人の責任です。

いい大人が避難者や福島県の人たちをいじめる構図も、絶対に許せません。
ましてや、市役所の職員が被曝の検査をした証明書を出せと言ったというニュースには唖然。無知で済まされることですか?

もちろん、情報不足、対策の遅滞といった国や東電の問題点はあります。
それはそれとして、とりあえず無事で日々の暮らしを続けている私たちは、日々の暮らしの困難さを感じて生きている人々に共感し、支援の気持ちを持つことはあっても、差別し、排除する気持ちがあってはならないのではないでしょうか。

個人個人に対する感情ではなく、名前も顔も特定しない「福島原発現地からの避難者」などといった人々に対する差別感情なんて、あってはなりません。絶対に!!
管理人の記 | Comments(1) | Trackbacks(-)

Comment

No title
編集
管理人さんが撮ってこられた酒井俊さんの歌う「満月の夕」を含む神戸の動画を見せていただいてから7年になるんですね。
阪神・淡路大震災から16年ですね。

原発問題の複雑なのは、今、現場に関わっている当事者にがんばってもらうほかないということが基本で、そのことは、安全と言い続けてきた(詰めて言えば、任せられない、任せたくない)人にまかせざるをえないということですね。

今は、福島原発の危機回避への集中的勢力投入を要求しつつ、
被災現地の慰霊と、地元住民の要望を全面的に生かせる支援と復興のシステムの創生を支持したいと思います。
2011年05月08日(Sun) 03:53












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