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本や図書館が人と人をつなぐ可能性について(その1)

11月10日から12日まで、パシフィコ横浜で「第17回図書館総合展」が開催されました。
全国の図書館、図書館関係団体、出版社、図書館関連産業が集まる「見本市」で、毎年横浜で開催されています。
管理人は10日と11日に観覧してきました。
私が関心のあることのひとつは、街づくり、人と人とのつながり創りに、図書館や、図書館を場にした活動が貢献する可能性についてです。

たとえば、図書館の利用者団体の活動。
ポスターセッションで発表されていた「中津川図書館くらぶ」(活動の概要はこちら)。岐阜県中津川市の市立図書館の利用者団体で、ブログや市役所ホームページで紹介されているように、多彩な活動を展開しています。くらぶのメンバーはそれぞれの「得意技」を持ち寄り、イベントの企画をしています。図書館総合展のポスター発表では、「図書館から発信する医療・健康・福祉」と題して、くらぶが主催する図書館での医療・健康相談会などの様子が発表されていました。

私たちの地元にある横浜市港北図書館にも「港北図書館友の会」があり、読書サロンや、らくらく市と同時に開催している古本市のほか、医療に関する講演会も行っています。
中津川との共通点があるように感じられましたが、地域住民の図書館との親密度、地域での存在感は中津川の方が上かな?と思いました。地域性や人口規模(中津川市は約78000人)から比較しにくいところもありますが、港北図書館友の会のこれからの展開に期待したいところです。

そう思う理由は、地域の図書館が単なる「無料貸本屋」ではなく、地域の情報ステーション、地域活動のショーウインドウとなる可能性があり、実際そのような活動を行っている図書館や関係団体が増えている状況を知ったからです。港北図書館にも「港北まちの情報コーナー」や医療情報コーナー、子育て情報コーナーがリニューアル後にでき、本だけでなくチラシなど地域の情報が集まっていて、まさに地域の活動のショーウインドウになっています。

医療・健康とのつながりでは、がん患者のための朗読ワークショップという取り組みがあります。図書館総合展に出展され、また会場でフォーラムも行われました。これはがん患者支援団体である「NPO法人キャンサーリボンズ」と、地域課題解決のためのサービスを展開している有志の図書館でつくっている「図書館海援隊」が連携して行っているものです。患者さんに生きる喜びを感じてもらえるような本を選び、朗読をする活動は、患者さんに心理的によい影響を与える効果があることが、科学的に実証されているそうです(*)。

ほかにも、今、本を媒介に人と人とのつながりを創る活動として注目され、静かなブームになっている「ビブリオバトル」に関するシンポジウムも図書館総合展の関連イベントとして行われました。これについては、その2として書くことにします。

*参考:藤野雄教 , 藤井靖 , 菅野純著「朗読が気分に与える効果」

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